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党首討論の感想 

 情の小泉、ラジコン神崎、理屈の岡田に学者の志位、優等生の福島に道化の綿貫といったところかな。

 それにしても、話のかみ合わなさは相変わらず。いまどき、アホな学部生のディスカッションだって、あれよりはマシ。多分、ちゃんとした大学院とか企業とかであんなへぼいプレゼンやった日には、みっちり教授や上司に絞られるんだろうな。

 要旨はこちら

動画

(編集がどれも恣意的。それぞれの放送局のスタンスがわかって面白い)

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20050829/20050829-00000067-nnn-pol.html
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20050830/20050830-00000251-fnn-pol.html
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20050829/20050829-00000031-jnn-pol.html


自民党 小泉純一郎

 彼は信念の人なのだな。郵政民営化をしなければならないという彼の情熱は伝わった。これは他の候補者にはない彼の魅力だろう。しかし、同時にこの人は「信者」なのだなということも感じた。言ってみれば、彼にとって郵政民営化とは、市場に任せるのが一番という信仰の一環な気がする。
 
 よくも悪くも、直観の人なんだと思う。ことばで論理的に考えるよりも、結論先にありき系。確かに、政治家としては問題だと思うが、勝負師としての勘は抜群。加藤紘一氏は小泉氏のことを、芸術的直観の持ち主と評したが、おそらくそれは極めて適切な評価なのだと思う。

 しかし、

 「人の話聞けよ!」

 とりあえず、彼の聞かれたことに直接答えないスタイルは、よくはぐらかしだとかなんとか言われるが、そんなことはないと思う。あれは彼の地な気がする。つまり、単に、いわゆる話の聴けない男なのだ。コミュニケーション能力がないんだな、おそらく。不思議と男性に多いタイプ。


 だが、それにしても、聞かれたことにきちんと答えないのはまずい。とりあえず、グダグダと彼の信念や考え、常識については述べるものの、肝心の質問についての解答がないのだ。

 なぜか?

 おそらく、まず質問の意味を理解していないのだろう。それは、彼が知能的に劣っているとか、知識が足りないから理解できないのではなく、単に人の話を聞くという心の習慣がないのであろう。

 とりあえず、きちんと聞かれたことに答えることと、結論からものを言うクセをつけるだけで、ずいぶん非難も減るのだろうが…。

公明党 神崎武法

 とりあえず、明らかにひも付き。どこかから遠隔操作されているような印象を強く受けた。某学会のラジコン党首といったところか。

 落ち着きがないし、ことばに重みがない。もっとも、本人の資質は、正直、あまり語る価値がない気がする。そもそも、こういった特殊な政党の政治家なんて、いわばただのパーツであり、予備はいくらでもいるのだろう。

 準備不足で民主党のマニフェストを批判し、逆に岡田氏に粉砕されているところが無残。さらに、小泉氏へのヨイショ発言には、会場から失笑の声が。

民主党 岡田克也

 あらゆる点で小泉氏と対極的だったのがこの人。きちんと論理的な討論ができるという点では、志位氏に次ぐ論客だろう。また、議論の様子を見るに、知識量とバランス感覚という意味では、非常に手堅いタイプの政治家だなという印象を受けた。
 
 小泉氏との討論に関して言えば、今日は岡田氏に軍配をあげるべきかな。きちんと聞かれたことに対して、簡潔に的確に答えるというだけのことだったのだけど、相手の小泉・神崎両氏があまりにも支離滅裂だったのでコントラストが著しかった。もっとも、例の小泉氏の人生いろいろ発言を批判し、のらりくらりとかわされ、貴重な時間を無駄にしたのは減点対象。勝負師としては、まだまだですな。

 また、いかんせん、小泉氏にある、華麗な演出力がないのも確か。一対一の党首討論を自民党に申し込むというのは、なかなかの策略だが、それもおそらくは小沢一郎氏の知恵だろう。

 あとは、人間としての胆がどれだけすわっているかが、政治家として大成するかどうかを分けるのかな。


共産党 志位和夫

 今日の討論会における野党の中で、一番「野党」らしかったのが共産党だろう。

 特に、税制の問題で、法人税の領域にズバッと切り込んだあたり、自民党の痛いところを適切に抉ったように思える。また、消費税引き上げ問題についての小泉氏と自民党の方針の違いを浮き彫りにしたことも、お見事。分析力、論理の明晰さ、批判力…野党の党首としては一流。

 正直、共産党には与党になって欲しくないが、しかし、この政党の野党としての存在感は、これからの日本政治においてますます必要とされてくる気がする。

社民党 福島瑞穂

 言ってしまえば、どこかの小学校の脳みそお花畑系優等生学級委員が、そのままの精神年齢でおばちゃんになったという感じ。

 確かに憲法9条の問題を争点として取り上げること自体は戦略として間違っていない。ただ、あまりにも教科書的発言なのだ。言葉の軽さを感じる。こういう中身のない平和主義が社民党だけでなく、日本の護憲勢力を駄目にしている。

 社民党が頑張らなければ、日本は駄目になるだろうとは思う。が、いまの社民党では駄目だ。日本の改革より、とりあえず党の改革をすべきだろう。

国民新党 綿貫民輔

 この人ほど自民党的な政治家がなぜ野党なのか…おそらく本人も自分の境遇について納得できていない気がする。ちなみに現役の神職さんで、なかなかの達筆。

 郵政解散における喜劇的要素が凝縮されているのが、この国民新党だろう。

 関係ない話だが、国民新党のHPの、このコーナーはなかなか面白い。あと、4コマあほすぎ。
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