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神野直彦 「競争社会とは」 

 痛みは一時的なものではなく一部的なものだという競争社会とは、つまり、いじめの社会なのです。新古典派的な考え方でいえば、いつもいじめられる対象がなければ社会は発展しないというおかしな論理になるのです。いつ自分が蹴落とされるかわからないという恐怖に怯えて人間は努力していくというのです。そして、それでもつねに誰かが競争に敗れていくことになります。なぜなら、前にも述べましたが、市場原理に基づく競争社会は、構造改革どころかむしろこれまでの構造をそのまま維持することになり、これまでの強者が強者としてどこまでも生きていける社会になるからです。そして、弱者は弱者としては生きていくことが許されなくなる社会なのです。

『痛みだけの改革、幸せになる改革』p72より

4569622135痛みだけの改革、幸せになる改革―「迷路」から抜け出すための経済学
神野 直彦
PHP研究所 2002-06

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