スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アドルフ・ヒットラー 「指導者の条件」 

 真に偉大な国民指導者の手ぎわは、いつの時代でも第一に国民の注意力を分散させず、つねにある唯一の敵に集中させることである。この国民の闘志の集中が一元的に行われるほど、それだけ運動の磁力的効果は大きくなり、さらにそれだけ打撃の圧力も強くなる。ばらばらの敵をただ一つのカテゴリーに属しているように思わせるのは、さらにそれだけ打撃の圧力も強くなる。なぜなら、多様な敵を認識することは、弱く不安定な性格のものには、あまりに容易に自己の正当性に疑惑をもちはじめることになりやすいから。

『我が闘争』より
 自分は小泉首相を無能だとは思わない。むしろ、大衆社会の政治家としては際立った才能―イメージ操作、争点撹乱、単純化―があるだろう。本人が意識しているかどうかはしらないが、いわゆる、煽動技術にこれほど優れている政治家は現在彼と安倍晋三くらいだろう。いや、むしろドラマの演出能力という点で、小泉純一郎は安倍晋三よりも圧倒的に優れている。ある意味、大政治家というべきか。

 また、政治的直観力にも優れていると思う。郵政民営化は、確かに国政における抜本的な問題ではない。しかし、この問題ほど現在わが国に潜在的に存在する利益団体間の対立点を浮き彫りにする問題もない。ことばを変えるならば、これほど小泉政治の「敵」をあぶり出し、対立の政治を演出しやすい争点もないのである。メディアの餌としてlivedoorの堀江某を担ぎ出してくるあたりの手腕はたいしたものだ。

 かくて、政策論議は行き詰ったわが国の制度や財政をいかなる方向において立て直すかよりも、敵と味方という対立の次元においてなされることになる。具体的な問題をひとつひとつ改善していくことではなく、郵政民営化か反対か、小泉か造反議員か、自民党か民主党か…そういった分かりやすいが実際は実質の伴わない面白半分の権力闘争が演出され、国民は事態の真相から遠ざけられる。

 …少し、引用の内容からはずれたかもしれない。むしろ、このヒトラーの教えの実践者としてふさわしいのは、安倍晋三だろう。が、残念なことに彼には知性も教養も胆力もなく、さらに致命的なことにそれを糊塗するカリスマ性も演出力もない。某ロボット・アニメから拝借するならば、所詮は「ヒトラーの尻尾」と言ったところか。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://slumber365.blog2.fc2.com/tb.php/67-f0e039a5

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。