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こりゃあ驚いたな…記事紹介 さやかのお部屋 「郵政民営化について」 

 履歴を辿ってみたら、こんな記事を書かれてる方のブログへと行き着いた。

 「郵政民営化について」と題して、たくさん資料を駆使しつつ、その政策としてのメリット・デメリットを非常に公平かつ客観的に論じている。

より多くの人に郵政民営化について知ってもらいたいし、反対派、賛成派の言い分をしっかりと分かってもらいたいとおもいます。


 というのが、この方の動機のようだが、驚いたことにプロフィールを見てみると、まだ中学2年生とのこと。記事の内容もさることながら、執筆の動機が素晴らしい。
 ウェブで文章を書くということは、人に読んでもらうことを前提としている。したがって、どのような内容の記事を投稿するにせよ、いかにして伝えたいことを伝えるか、それを読んでくれる人の目線に立って考えなくてはならない。

 いま、さらりと言ってのけたが、これは本当に難しいことだ。特に、記事の内容が論争的な事柄であればあるほど、一方的に自分の主張を押し付けるような文章になりがちだ。自分も先日郵政民営化についての雑感を書き散らしてみたが、あくまでその主眼は、言ってみれば「自分の言いたいことを言い放つ」ことであって、読んでくださっている方に郵政民営化について知ってもらうことでは必ずしもなかったと思う。

 その点、このさやかさんという方の執筆動機は見上げたものだ。自分の主張・見解はしっかりと持ちつつ、しかし、読者に提供しようとしているのは彼女の主張そのものではなく、この問題についての多彩な視点であるように見受けられる。こうした誠実な態度は非常に好感が持て、またご本人の主張の説得力を結果として強めている気がする。選挙権はお持ちでないものの、立派な政治活動を行っておられるのではないだろうか。

 物事を決め付けないということはとても難しいことだ。しかし、同時にこれほど何かを学ぶ際に必要とされる能力はない。いや、むしろ、もし学問に何か素質が必要とされるとするならば、こういった「知」に対する誠実さではないかとすら思う。そして、残念ながら大学という環境ですら(或いは大学だからこそ)、こうした素質を持つ方は非常に少ない。無論、自分自身も、自分の都合のいい思い込みを無意識にしてしまっていることが多々ある。
 
 こちらの記事で最も高く評価したいのは、やはり記事の背後に見え隠れするこの方の誠実さだろう。或いは郵政民営化についてのより卓抜な議論や、整理された情報はウェブ上において幾らでもあるかもしれない。しかし、こういった謙虚な姿勢はそうそう見られるものではない。一番大きいのは、何より彼女が自分で調べ、そして自分の頭で考えようとしていることだ。昨今、政治的な事柄になればなるほど、自分の頭で考えている記事がどれほど少ないことか。

 或いは、中学生だからと言って、そのことを取り上げて盛んに褒め称えるのは、この方にとって不快に感じられるかもしれない。しかし、やはり若い方々がウェブ上で自分の責任において物事を調べ、自分の頭で吟味し、そして自分のことばで社会に対して訴えかけるということは、ひとつの快挙ではないだろうか。少なくとも、僕はとても嬉しく感じた。

 他の記事をざっと眺めてみると、どうやらピアノにもそうとう造詣が深い方のようだ。きっとこういう方は楽譜に対して誠実な演奏をされるのだろうなと勝手に想像してしまう。たくさんの優れたブロガーの方にこれまでめぐり合ってきたが、年齢もあり、ついこの方の今後を期待してしまう。

 ともあれ、今後も目を話せないブログがひとつできたことは確かなようだ。
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コメント

なかなかしっかりした中学生ですね。
すばらしい洞察力と探究心、そして両面から調べてみようとする聡明さがすばらしいです。
こういうブログが読んでいて楽しいですね。

日本の将来は

 まだ明るいです。(笑)

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