スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

真剣であることと深刻であること 

 真剣であることと、深刻であることは違う。

 真剣な人間はリアリストであり、ゆえに楽観主義者である。しかし、深刻な人間は夢想家であり、ゆえに悲観主義者である。

 真剣さの対象は具体的な何かだが、深刻さのそれは漠然とした不安である。

 真剣さは事態を打開しようと言う意志の表れだが、深刻さは内にひきこもる自己憐憫に過ぎない。ゆえに、真剣さは解決を求め、深刻さは悲劇性を求める。

 真剣さは現実的な計算に基づく責任ある行動を伴うが、深刻さは悲壮感に満ちたヤケクソを伴う。

 真剣な人間は物事の変えられる部分に集中するが、深刻な人間は物事の変えられない部分の前で立ち往生する。

 真剣な人間が時に深いメランコリーに沈むのは、変えられない現実の大きさを、事実として認識しているからである。一方、深刻な人間は常に陰鬱な空気を漂わせているが、それはメランコリーではなく、単なる自信の欠如からくる卑屈な不機嫌に過ぎない。

 真剣な人間は、二人の時は楽しい時間を共有することに集中するが、深刻な人間は陶酔して二人で居ても実際は一人だ。

 真剣な人間はベターを志向し、深刻な人間はオール・オア・ナッシングを志向する。

 真剣な人間はすべての人間関係における揉め事は本質的にフィフティー・フィフティーであることを熟知しているが、深刻な人間は完全な自責もしくは他責のどちらかに傾く。

 …とまぁ、思いつく限りに列挙。

 ちなみに、自分は深刻になりがちな人間である。
スポンサーサイト

コメント

なるほど!

寝太郎さん、こんばんは。

このエントリの内容、すごく共感を覚えました。
僕自身も真剣であろうとしているつもりで単に「深刻」にしかなっていない
ケースも多くあると思いました。

| 真剣さの対象は具体的な何かだが、深刻さのそれは漠然とした不安である。

確かに。
具体的に、ブレークダウンして、ひとつひとつ問題にあたる態度こそ、
真剣な態度なのでしょうね。いたずらに不安がっていても意味がない
と改めて思いました。

音楽やってると

>awayさん

 これが露骨に現れる場面にたくさん遭遇するんです。

 基本的に、歌にせよ楽器にせよ、本当に上達する人は真剣に練習するタイプなんですよね。

 逆に深刻なタイプって、練習量はno1、だけどいつまでたっても結果が出ないみたいな。

>具体的に、ブレークダウンして、ひとつひとつ問題にあたる態度

 まさに、その違いって、練習態度にこういうのがあるかないかの差なんですよね。

 ちなみに、僕は本質的には質より量なタイプです。(笑)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://slumber365.blog2.fc2.com/tb.php/487-9317dde2

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。