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心を配る 

 種も撒かずに、実りが無いのを嘆く人たちをたくさん見かける。

 キリスト教の根底には、Give and TakeならぬGive and Giveという価値観があると思う。

 それは、別に努力して人類すべてを愛せよとか、そういう難しい話ではない。

 そうではなくて、「あなたの傍に居る人の心が軽くなるように心を配ってあげると楽しいですよ」という、きわめて単純なことなのだと思う。

 「愛するとは」、あるいは「愛されるとは」とかそういう難しいことを言い出すから、どんどん生きるのが辛くなってくる。そういうことを考えていると、「自分は必要とされてない、あぁぼくって不幸」スパイラルにはまりだし、地獄をみることになる。

 「愛されていない」という苦しみ。

 「必要とされていない」という苦しみ。

 しかも、文学史を紐解けばわかるように、どうやらそういった種類の苦しみが、何か崇高なことだと人は思いがちなのだ。自分が苦しい思いをしなければ、より高いところへいけないと思っている人が多いような気がするが、こうした思い込みほど不幸なものはない。

 不幸だし、不毛。

 第一、自己中。

 で、自己中って、楽なようでいて、実はめちゃくちゃしんどい生き方。あれの究極的な発展段階は、よくワイドショーで取り上げられるゴミ屋敷の主人。

 ようするに、あそこに住んでる人って、どうでもいいものを溜め込むばっかりで、必要としている人にそれをあげようとか、そういうことをまったく考えなかったんだと思う。

 ああいう生き方は幸せだろうか?

 「幸せは個人の価値観の問題」と条件反射的に反応するんじゃなくて、ちょっと考えて欲しいなと思う。

 心ってのは、水に似ている。

 配らないとよどむ。

 よどむと腐る。

 そして、心が腐れば、人は病む。

 だから、心を配って生きた方が、毎日楽しいですよと。

 それはそんなに大袈裟なことじゃなく、たとえば、友達とメシを食うんだったら、愚痴だとか陰口を叩くんじゃなくて、そいつの心がスッと明るくなるようなことを伝えてあげる程度のこと。

 あるいは、単に軽くねぎらいの言葉をかけてもらえるだけでも、人間って面白いくらい嬉しくなるもの。

 で、とにかく配り続ける。

 なぜか?

 それは、配るのをやめると、途端にその見返りが気になり始めるから。

 「こんなにしてやったのに、あいつは何のお礼もしてこない。」

 「こんなに愛してるのに、どうしてわかってくれないんだぁ~」

 これは、花の種を撒いた翌日に、気になってそれを掘り返すみたいなもの。

 心を配るのは、種撒きに似ている。

 落ちた場所によっては、そもそもまったく芽生えないだろうし、よい土地に落ちても、太陽のひかりや雨に恵まれなければすぐ枯れてしまうだろう。

 でも、撒き続けていればきっと見事に花を咲かせ、豊かな実りを結ぶものがある。
 
 イエスが最初に行った奇跡は、水を酒に変えることだった。
 
 「愛する」って、きっとそういうことだと思う。

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コメント

かっちょいいですね!

なんかいい

 「種撒き」って意識だけで、すんげー優しい気持ちなれる気がしたよぅ。

ほんとですね~。

心を配ることのできる人間が周囲にいるってこと自体が
既に見返りって気がするとぼくは思ってますよ。

>かおる

 そうかい?

>バルさん

 まぁ、「種まき」ってことばは受け売りなんですけどね。(笑)

>とよさん

 それはあるかも。

 確かに、そういう素敵な人の存在に感謝しないといけませんね。

ほうほう

いやー、勉強になりました。いい文章ですね。

心は水のようなものとはまさしく、おっしゃるとおり。でも、悲しいかなどうやら俺は水をわけるよりばら撒くのが得意みたいです。

そういえば、千葉先生に会いましたよ。

>信君

いいんじゃない、ばら撒くならばら撒くで。君はとても優しい人だと思う。

あぁ、先生ね。(苦笑)

とりあえず休学届けのサインをもらいに行かないとな。

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