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内村鑑三 「無宗教について」 

 だれそれは「無宗教」の人であるという話はたびたび聞かれます。しかしそれは、その人たちが、特定の教義を奉じているわけではなく、導かれる教団もなく、神として、木や金属でできたりまたは心に浮かべた像を崇拝していない、というだけの話にすぎません。それにもかかわらず、その人々にも宗教はあるのです。その内部にある「不可思議なもの」は、ただ「拝金主義」とか「お神酒」とか、あるいはまた、ほかの自分流の催眠術や沈静術によるものにせよ、あの手この手を用いて押しこめられているだけなのです。人間の宗教は、人生の人間自身による解釈であります。人生に何らかの解釈を与えることは、このたたかいの世に安心して生活するためには、ぜひとも必要なものなのです

『代表的日本人』 p141~142

代表的日本人
内村 鑑三 鈴木 範久
4000071645


内村鑑三・『代表的日本人』・第二版・訳・鈴木範久・東京:岩波書店、2001年
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