スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

荒井由美 「ひこうき雲」 

Super Best Of Yumi Arai
B00005GMFR
荒井由実


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 数あるユーミンの曲のなかで、もしかしたらこれが一番好きかもしれない。

空に憧れて
空を駆けていく
あの娘の命は
ひこうき雲

 この透き通った寂しさ。何があったか、具体的には述べられない。ただ、すべてが終わった後に見上げる、抜けるような青空。もう戻らない大切なもの。その重さを胸に刻みつつ、見上げれば変わらない空の青さ。ただ、立ち尽くして心うたれる、そんな経験はないだろうか?

 この徹底された客観性、主体の排除こそユーミンの持ち味だと思う。歌い手の心情や繰言を一切排除したところに残る、鮮烈な情景。

 青空に一条のひこうき雲

 これだけ、ただこれだけで充分なのだ。涙は歌へと昇華され、ひとすじのひこうき雲は、歌う者の心の中で永遠を生きる。

 透き通った寂しさが結晶した名曲だと思う。

 ちなみに、ユーミンの発声に関しても、このころの方がうまい(聞くに堪える)と思うのは僕だけだろうか?
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://slumber365.blog2.fc2.com/tb.php/160-cff4dcae

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。